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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2019 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | アメリカ先住民から学ぶ教育 ―松木正の実践を中心に― |
内容 | 本論文は、アメリカ先住民の思想と生き方をとりあげ、先住民に学んだ松木正の教育実践を考察する。第1章では、アメリカ先住民の社会状況にふれたあと、彼らの基本的な世界観を考察する。とくにミタクエオヤシン(全てはつながっている)という世界観を中心に論じる。第2章では、アメリカ先住民の代表的な儀式から、通過儀礼のヴィジョン・クエスト、踊りの儀式であるパウワウとサンダンス、清めの儀式であるスウェット・ロッジをとりあげ考察する。そのなかでは、松木の体験からの記述もふくまれる。第3章では、松木正の日本での教育実践を考察する。とくにキャンプでのワークショップの取り組みと、公立高校における新入生に対する取り組みをとりあげ、それらにアメリカ先住民の思想と実践がどのように生かされているのかを論じる。あとがきのなかで、松木の思想の核心部分にふれる。 |
講評 | 本論文は、アメリカ先住民の思想と実践を日本の教育に取り入れる試みについて述べたものであり、とくに教育家の松木正氏の取り組みをとりあげている。もとより、こうした取り組みは決して多くはないが、日本の教育にたいして重要な貢献をなしうるものであり、その点を明らかにしようとしているという意味で評価できる。 |
キーワード1 | アメリカ先住民 |
キーワード2 | 松木正 |
キーワード3 | ヴィジョン・クエスト |
キーワード4 | ミタクエオヤシン |
キーワード5 | |
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