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学科 | 社会学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | 学校カラーは何によって生じるのか──同志社系列4高校の比較より── |
内容 | 私たち人間は、生まれてから成長するなかで、様々な文化に触れ社会化されてゆく。家庭、学校、職場など、社会に属している限り価値観の形成は続く。とりわけ学校は教育を担う場として大きな役割を果たしており、価値観が形成され切っていない子どもたちへ与える影響は大きい。この論文は、学校における価値観形成に着目し、学校の違いによって、生徒の価値観の違いをどの程度説明できるのかという問いに迫るものである。同志社系列の4高校に通っていた学生にアンケート調査を実施し、権力格差・個人主義・ジェンダーという3つの観点から分析を行った。4校とも同じ学校法人の高校でありながら、調査では大きな差異がみられ、興味深い結果が得られた。この点について、考察を深めていく。 |
講評 | 2009年度立木ゼミの卒業論文では、キリスト教青年活動の国内比較、同志社4高校卒業生の比較研究、障害をもつ学生の大学における学習保障、酒場での一人飲み、フリー・ハッグ現象の盛衰、家族内での相互の呼称、アトピー性皮膚炎に関する医療社会学など、非常に多様なテーマが取り扱われました。それぞれ3回生後半から文献展望を始め、実証研究を志向しました。例年になく就職活動が厳しいなかで各ゼミ生諸君は最後まであきらめず熱心に社会学的研究に取り組んだと思います。 |
キーワード1 | 学校文化 |
キーワード2 | ジェンダー |
キーワード3 | かくれたカリキュラム |
キーワード4 | 系列高校 |
キーワード5 | |
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