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学科 社会学科
年度 2020
ゼミ名 鵜飼 孝造
タイトル メンヘラの研究―SNSとの関わりから考えるメンヘラ理解―
内容 近頃頻繁に耳にする、「メンヘラ」はSNSの影響で増加傾向にあるという仮説をもって分析を進めた。そもそもメンヘラとはネット用語であり、大きくは精神的に不安定な人を指している。メンヘラになる要因は様々だが、依存体質や家庭環境などがあると思われる。そして、そうしたメンヘラを生んでいるのは、SNSではないかと私は考える。SNSの誕生により、個人のコミュニケーションが密になり、人とのつながりが常にある状態になった。これにより、人に依存してしまう人が増え、結果的にメンヘラが増えてしまっているのではないだろうか。その中で私たちが求められていることは、マイナスイメージを持たれてしまいがちなメンヘラへの正しい理解と、SNSとの正しい付き合い方の理解だと考えられる。人々は社会での共存が必要不可欠であり、そのためには相互理解が必要である。また、自分をメンヘラだと思う人かつ治したいと思っている人は、人とのつながり以外に熱中できる何かを見つけることが必要である。
講評 「メンヘラ」という言葉自体はかなり以前からあったが、それがSNSの発達とともに増幅されているのではないかという指摘はなるほどと思った。SNSというメディアが私たちを過度に対人関係に敏感にさせている。それへの対処法にまで踏み込んで考察が行われている点がこの論文の良いところである。
キーワード1 メンヘラ
キーワード2 SNS
キーワード3 心理学
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