詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 鵜飼 孝造 |
タイトル | 日本のコーヒー文化の発展のために ―若年層に対するスペシャリティコーヒーの普及― |
内容 | 本論文は筆者がバリスタを目指す過程で、同年代の若年層がコーヒーを他の年齢層に比べて消費していないことに違和感を感じていた。日本のコーヒー文化を今後さらに発展させていきたいと考える筆者にとっては、現代においてサブカルチャーを生み出し発信している母体である若者がコーヒーを消費する傾向にないことが大きな問題であった。 筆者はそこで解決策としてスペシャリティコーヒーの認知拡大を進めていくことを提唱したい。課題解決の実現可能性を高めるためには何が必要であるか、そもそも実現が可能であるのかを現代のスペシャリティコーヒーに関するデータをもとに考察する。 その後、コーヒー業界が抱える問題にフォーカスし、逆の側面からコーヒー文化が発展しえない問題がないかについて議論する。 その後バリスタというコーヒー文化の魅力を広める立場が、いかに問題解決に訴求できる可能性があるかを考察する。 |
講評 | 「好きこそ物の上手なれ」を地でいく論文で、コーヒーが好きで、とうとうバリスタになってしまった著者の世界がよく描かれている論文である。その一直線な文章に好感を持つものの、論文の説得力を増すために、もっと他の角度からもコーヒー文化に光を当ててみるべきではないかと思った。特にコーヒーのような嗜好品には、それを流行させるさまざまな条件があるはずである。そこにもっと迫ってほしかった。 |
キーワード1 | スペシャリティコーヒー |
キーワード2 | コーヒー文化 |
キーワード3 | 浅煎り |
キーワード4 | バリスタ |
キーワード5 | 若者 |
戻 る |