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学科 社会学科
年度 2020
ゼミ名 小林 久高
タイトル フットサルに熱中する人びと
内容  フットサルは、2002年のサッカーワールドカップをきっかけに、人気が高まったフットサル。「いつでも、どこでも、誰とでも」楽しめるスポーツであり、学校の授業や大学や職場のサークルでフットサルをした、聞いたことのある人は少なくないだろう。しかし、フットサルの全国リーグである「Fリーグ」の現状からもわかる通り、競技としてのフットサルはあまり知られていない。本論文の目的は、このような決してメジャーとは言えない競技としてのフットサルに熱中する人はどのような人々か、またフットサルの魅力を探ることである。
 インタビュー調査の結果、フットサルプレイヤーの大半はサッカー経験者であり、フットサルの「奥深さ」「激しい試合展開」に心を惹かれていた。しかし彼らは日本フットサル最高峰のFリーグに挑戦したい気持ちはあるも、仕事として厳しいフットサルの現実とのジレンマにより諦めてしまう人が多いことが明らかになった。また、サッカーへの劣等感を多少抱きつつも、彼らのフットサルへの情熱や誇りは目を見張るものがあった。
講評 自身もフットサルの競技者である著者が、このスポーツの競技者はいかなるところから供給され、どのような思いで活動しており、将来このスポーツとどう関わろうとしているのか、ということについてインタビューによって明らかにした論文。インタビューされた者全員のこのスポーツへの愛情が伝わってくる。
キーワード1 フットサル
キーワード2 マイナースポーツ
キーワード3 Fリーグ
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