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学科 社会学科
年度 2009
ゼミ名 立木 茂雄
タイトル 人はなぜ酒場へいくのか――ひとり飲みにみる現代の酒場の機能――
内容  古来から続く人と酒のかかわり。そのなかで、人が酒を飲む場所―酒場―も大きくその姿をかえてきた。なぜなら、人が酒を飲む理由が時代とともに変化したからである。人が酒を飲む理由はそのまま酒場の姿へと反映される、つまり、酒場の変遷をたどることで当時の人々が酒場に求めたもの、酒場が社会で果たしてきた機能がうかがえる。太古の共同体による酒宴の場から、近現代の自己目的の場へと変化を遂げた酒場。ひとりで飲みにいくというきわめて現代的な行為〈ひとり飲み〉に焦点をあて、ソーシャル・ネットワーキングサイトのログ分析と参与観察を用いて調査する。これまでの酒場の機能では補いきれなかった、現代人が求める酒場の機能とは何か。酒に酔うこと、その奥に隠された人々の真の目的に迫る。
講評  2009年度立木ゼミの卒業論文では、キリスト教青年活動の国内比較、同志社4高校卒業生の比較研究、障害をもつ学生の大学における学習保障、酒場での一人飲み、フリー・ハッグ現象の盛衰、家族内での相互の呼称、アトピー性皮膚炎に関する医療社会学など、非常に多様なテーマが取り扱われました。それぞれ3回生後半から文献展望を始め、実証研究を志向しました。例年になく就職活動が厳しいなかで各ゼミ生諸君は最後まであきらめず熱心に社会学的研究に取り組んだと思います。
キーワード1 酒場
キーワード2 コミュニケーション
キーワード3 自己目的
キーワード4 社会的自我
キーワード5  
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