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学科 | 社会学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | 日本人のハワイ観光――ガイドブックにみるハワイイメージの日米比較分析―― |
内容 | ハワイと聞いて人はどのようなイメージを思い浮かべるだろうか。おそらく、多くの人が暖かい気候やビーチ、ハイビスカスなど「南の島の楽園ハワイ」を思い浮かべるに違いない。本稿では日米のハワイに対するイメージに注目し、ガイドブックを比較・分析することで観光客にとってのハワイの魅力や日本人、アメリカ人の観光行動とそれぞれハワイに対し求めるものの違いを考察した。その結果、日本人はハワイに対し「アメリカらしさ」、アメリカ人は「ハワイらしさ」を期待していることが分かった。それぞれ違うものをハワイに期待しているとはいえ、共通しているのは手軽に外国気分を味わえるということであった。一つの島で買い物、遊び、自然などすべてを満喫できるハワイ。それだけでなく、日本人は日本語の通じる安心などからハワイを日本の一部のようにも考えている。アメリカ人にとっては、国内であってもかつてハワイは独立国であったため独自の文化があり外国気分が味わえる。だからこそハワイへの全訪問者数の約8割をアメリカ人と日本人が占めているのだろう。 |
講評 | 卒業論文は、4年間の集大成。とはいうものの、なかなか集中するまでに時間がかかった人もいましたね。卒業論文は、一般的には早くテーマを決めた人が、最終的にはいい成果にたどり着きます。結果を見る限り、今年もそういうことだったようです。とはいえ、相関係数でいうと0.7程度の話です。遅く始めても、逆転ができるぐらいのパワーがある人が現れなかったのは、少々寂しい感じもします。 |
キーワード1 | ハワイ |
キーワード2 | 観光 |
キーワード3 | イメージ |
キーワード4 | ガイドブック |
キーワード5 | |
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