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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | トモエ学園の教育の一考察―黒柳徹子に学ぶ幼児教育の在り方― |
内容 | 本稿では、現代における教育で問題視されているいじめ、虐待、またその対象とされてしまうことの多いLDなどの発達障害の経験もある黒柳徹子が受けてきたトモエ学園の教育を中心に現代社会の教育に必要なものとは何か、紐解いていく。 第1章では、いじめや虐待に関して、数値を通して現状を捉えていく。また、中でもその対象とされてしまうことの多いLDなどの発達、身体的障害への教育についても触れる。第1章を踏まえた上で、第2章では黒柳が育った環境、教育に焦点を当てる。トモエ学園の実際の教育を黒柳の実話も交えて、明らかにしていく。また、黒柳の恩人である校長小林宗作の教育観から、教育者の在り方について述べる。第3章では、トモエ学園の時代背景について述べる。大正自由教育の動きと、それが後世にどのように残るのかにふれる。以上を通して、教育というもの超え、現代に生きる人にとって忘れられているものは何かを説く。 |
講評 | 本論文は、発達障がいへの取り組みという観点から、トモエ学園、そこで学んだ黒柳徹子を詳しく論じ、さらに大正自由教育の流れ、自由学園とのつながりなどにも言及したものである。トモエ学園の教育にあらためて光をあてていることが評価される。 |
キーワード1 | トモエ学園 |
キーワード2 | 大正自由教育 |
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