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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 中川 吉晴 |
タイトル | 現代社会におけるアイデンティティとの向き合い方―現代日本社会の抱える問題を踏まえて― |
内容 | この論文では、現代社会におけるアイデンティティとの向き合い方について考察していく。 第1章では発達心理学者かつ精神分析家であるエリク・H・エリクソンによって提唱されたアイデンティティという概念がどういうものなのか、どのような経緯で誕生したのかということを述べ、アイデンティティの危機やせめぎ合いについても言及していく。そして同じくエリクソンが提唱した言葉であるモラトリアムについてもどのようなものなのか明らかにしていき、「モラトリアム人間」についても言及していく。第2章では1980年代の日本社会におけるモラトリアムについて述べ、モラトリアム人間と日本人特有の特徴や性格などとの関係性についても考察していく。第3章では江戸時代と現代社会でのアイデンティティの違いや変化について述べていく。そして複雑化してきている現代社会におけるアイデンティティの在り方、アイデンティティとの向き合い方を考察していく。 |
講評 | 本論文は、日本人のアイデンティティ問題について、エリクソンのアイデンティティ概念、小此木啓吾のモラトリアム論をふまえ、現代人のアイデンティティを論じている。モラトリアム論を再評価している点が評価できる。 |
キーワード1 | アイデンティティ |
キーワード2 | モラトリアム |
キーワード3 | エリクソン |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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