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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 吉田 亮 |
タイトル | 映画批評と政治意識の相関関係について―映画『グリーンブック』の事例から― |
内容 | 本稿では、映画批評と政治意識との関係性について研究を行った。先行研究では、映画がその時代の社会背景や民衆の願望を反映していたり、反対に、映画が社会に対して警鐘を鳴らす役割を担っていたりすることがわかった。しかし、映画が放映された現代における人間形成にどのような影響を与えたかということまでは明らかになっていない。そこで本稿では、本映画に対する批評とその批評者の政治意識を明らかにすることでその関係性を考察し、政治意識という面から現代の人々の人間形成にどのような影響を与えたかについて考えた。第1章では、1960年代および2018年前後の社会と映画の人種観について説明している。第2章では、本映画内に見られる人種観・白人救世主思想を映画から読み取って分析し、第3章では、本映画の批評とその批評者の政治意識との関係性について考察を行い、その結果をもとに、現代社会や人間形成にどのような影響を与えたかについて考察した。 |
講評 | 「映画批評と政治意識の相関関係について―映画『グリーンブック』の事例から―」は、映画「グリーンブック」を手がかりに、映画批評と政治意識の相関関係、特に反トランプ政権と本映画不支持間に親和性があることを明らかにした研究である。 |
キーワード1 | 映画 |
キーワード2 | 人種差別 |
キーワード3 | 白人救世主 |
キーワード4 | アメリカ |
キーワード5 | グリーンブック |
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