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学科 教育文化学科
年度 2020
ゼミ名 吉田 亮
タイトル モダンダンスがアメリカ社会に及ぼした影響ーイサドラ・ダンカンの女性解放・自由に関わる活動を事例として―
内容 本稿では、モダンダンスという舞踊がアメリカ社会に及ぼした影響について、イサドラ・ダンカンの事例を挙げて研究を行った。女性の解放や自由を強く訴え続けた彼女の考えやそれを表現したダンスを社会がどのように受容していったのかについて論じている。これまでの研究は、彼女の舞踊界における改革に注目したものが多く、アメリカ社会全体への影響に関する研究はあまり見られなかった。そこで本稿では、イサドラが存命期の女性解放に注目したアメリカ社会を踏まえた上で彼女のダンスをアメリカ社会がどのように受容し、どう影響したのかを考察した。第一章では、イサドラ存命期のアメリカ女性史と舞踊史について整理した。第二章では、イサドラが発信した女性解放や自由に関わる発言をまとめた。第三章では、前章を踏まえて、その考えがアメリカ社会においてどう受容され、影響がどこまで及んだのかについて『ニューヨークタイムズ』の記事を用いて、分析を行った。
講評 「モダンダンスがアメリカ社会に及ぼした影響 イサドラ・ダンカンの女性解放・自由に関わる活動を事例として 」は、芸術分野において身体の解放を基調としたモダンダンスを展開したイサドラ・ダンカンを事例に、当該時期の女性解放・自由の発信の諸相を明らかにした研究である。
キーワード1 モダンダンス
キーワード2 女性解放
キーワード3 女性の自由
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