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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 奥井 遼 |
タイトル | コロナ禍を灯すライブエンタテインメント |
内容 | 本論文は、映像を視聴することによる音楽体験とはどういうものか、またライブエンタテインメントはいかにして今後コロナと共存していくのかを、参与観察を通して明らかにすることを目的とする。第1章で現在の音楽業界についてまとめたのち、第2章では生の現場における従来の音楽がいかなる体験をもたらしていたのかを明らかにする。そして第3章でオンラインライブに焦点を当て、チャットからみるオンライン上での盛り上がり、対面ライブとの違いについて分析し、第4章でコロナ禍という異例の状況のなか開催されたフェスから、これからのライブエンタテインメントの在り方について考察する。結果として、オンラインでのライブは「実感」や「感覚」といった「感じる」体験であること、今後のライブエンタテインメントにも価値を提供する重要なコンテンツであることが示された。 |
講評 | 野外フェスやライブハウスでの演奏など、これまでは当たり前のように盛り上がりを見せていたライブエンタテイメントは、コロナ禍の今は実現不可能になってしまった。本論文は、ライブエンタテイメントとオンラインライブとを比較することで、オンラインにおいて音楽を体験することの可能性について考察した。オンラインライブにおいては「チャット」や「在宅環境」など、コロナ禍でのライブ演奏においては「音に聞き入る」体験などに着目し、コロナ禍での音楽体験の要素を抽出している意欲作である。 |
キーワード1 | ライブエンタテインメント |
キーワード2 | 音楽体験 |
キーワード3 | 新型コロナウイルス |
キーワード4 | オンラインライブ |
キーワード5 | フェス |
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