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学科 | 教育文化学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 奥井 遼 |
タイトル | 就職活動における準備不足とそれによる企業とのミスマッチ ー現役就活生の声を元にー |
内容 | 就職活動とは開始時期や終了時期に決まりが無く、就活生各々が自身のタイミングで始めるのが一般的である。しかし、今後約40年以上のキャリアが決まると言っても過言でないほどに大切な就職活動に対する現在の準備期間は果たして十分といえるのであろうか。多くの学生が就職活動開始のきっかけとする夏のインターンの時期から準備を始める学生で約8ヶ月。冬のインターンの時期から準備を始める学生で約4ヶ月しか準備期間が存在しないのである。本稿において筆者は、こういった準備期間の短さこそが、内定が出ないことや、早期離職などの問題に繋がっていることを明らかにした。その上で、この原因を1.社会的構造2.支援体制3.個人的要因の3要素に分けて分析し、自身が在籍する就職活動支援団体に所属する学生へのアンケートやインタビューを通し、現在の就活生の実態を明らかにした。以上を踏まえ、現代の日本の新卒就職活動事情に一石を投じることを目指す。 |
講評 | 現代の大学生における就職活動の悩みは尽きない。キャリア教育の文脈で論じられる就職活動であるが、学生支援団体に関わっている著者の立場を活かし、いち当事者の視点から「就活生」が抱える問題点とその解決策を示そうと試みた。Googleフォームを利用したアンケート調査およびインタビューによって、就職活動の問題は、社会的な構造や支援体制の不足だけではなく、学生本人の向き合い方にも帰せられる点を鋭く指摘する。 |
キーワード1 | 就職活動 |
キーワード2 | 就活生 |
キーワード3 | キャリア教育 |
キーワード4 | キャリアセンター |
キーワード5 | 支援団体 |
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