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学科 社会福祉学科
年度 2020
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 過疎地域における高齢者の生活課題ームラ意識との関係性ー
内容  この論文では、過疎地域における高齢者の生活課題とムラ意識との関係性について論じる。
過疎地域へのアプローチについて、その地域に住む一人一人のパーソナリティについて理
解することも必須ではあるが、そのうえで、地域自体の特徴や文化に潜む課題について考え
ることで、過疎地域、及び過疎地域に住む高齢者の特徴に合わせた、適切なアプローチや将
来展望について研究できるのではないかと考える。ある文献では、現代社会で薄れていると
問題視されている住民同士のつながり意識が、過疎地域ではいまだ根強く残り、高齢者の生
活課題を生む側面もあるとの記述がある。本論では、そのようなケースが実際に過疎地域に
存在するのか、もし存在するのであれば、当事者はその課題についてどのように捉えている
のか調査し、過疎地域高齢者が抱える問題の解決策について多角的に考えたうえで、適切な
アプローチや将来展望について主張する。
講評  本稿は、筆者の実習経験から得られた問題意識に基づく実践的な論考である。過疎地域が抱える課題に対して、あくまでも住民の側に立った丁寧な調査を踏まえての考察がなされている。さらに北欧の取り組みから得た知見を踏まえての説得力ある主張が展開される。
キーワード1 高齢者福祉
キーワード2 山間地域
キーワード3 過疎地域
キーワード4 貧困問題
キーワード5 ムラ意識
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