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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 「日本におけるLGBTの現状と課題―なぜ差別が生まれるのか―」 |
内容 | この論文では、「L」レズ、「G」ゲイ、「B」バイ、「T」トランスジェンダー、その他のセクシュアル・マイノリティに焦点を当てている。東京オリンピック開催に向けて、「いかなる差別も禁止」というオリンピック憲章のもと日本ではまず自治体から動きが始まったが、国の動きが緩慢であり、LGBT差別に対する取り組みが遅れていることを世界から指摘されている。そこで、同性カップル、トランスジェンダー、教育、雇用などの面から当事者の悩みや問題点を挙げ、社会的現状や取り組みを理解し、今後の日本が行っていくべきLGBTにおける課題への示唆を得たい。Ⅰ章ではLGBTの定義から始まりLGBT当事者の割合、そして実際に当事者が直面した悩みを挙げ問題点を明確にする。続くⅡ章では日本におけるLGBTの取り組みの現状について①同性カップル、②雇用の面、③法制化の動きの三つに分けて確認する。そして続くⅢ章では日本の取り組みの現状を踏まえ、今後日本が行うべき課題を整理し、最後にⅣ章ではまとめ、日本に残されている課題、そして私たちには何ができるのかを検討していきたい。 |
講評 | 本稿の問題意識は、日本におけるLGBTに対する差別解消のための取り組みの不十分さにある。 LGBTを取り巻く現状を整理・分析しつつ、今後日本が取り組むべき課題や方向性が示される。 当事者のリアリティに寄り添った論考は、説得力に富む内容となっている。 |
キーワード1 | 同性カップル |
キーワード2 | 企業 |
キーワード3 | トランスジェンダー |
キーワード4 | ホモフォビア |
キーワード5 | ヘテロセクシズム |
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