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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 「日本における避難所のあり方―避難所の生活環境改善のために必要なこと―」 |
内容 | 日本では近年巨大地震や大型台風や豪雨など大規模な災害が多発し、今後30年以内に必ず起こると言われている南海トラフ地震も存在する中で、本論文では災害時にまず被災者が集まる避難所に焦点を当てていく。まず日本においての避難所がどういった歴史を辿ってきたのか、避難所の種類や担っている役割について見ていく。また過去に起きた災害時の事例などからも課題を見つけ、障害者や女性が抱える問題についても述べる。そして最後には見つかった課題を解決するためにはどうすればいいかということを、行政面と、個人ができうることについて考えていく。もちろん国が責任を持って検討していかなければならないことだが、完全に国に任せるだけではいけない。個人の意識を高め、正しい知識を持つことも非常に大きい力になる。災害大国である日本において、重要な役割を持つ避難所の環境向上について考えていく。 |
講評 | 本稿は、災害被災者のための避難所のあり方に焦点を当てた論文である。私たちは、いつどこでどのような災害が起こってもおかしくない時代、すなわち誰もが被災者になり得る時代に生きている。筆者が主張する避難所の環境整備が、被災者への重要な支援なのである。 |
キーワード1 | 避難所 |
キーワード2 | 要配慮者 |
キーワード3 | 多様なニーズ |
キーワード4 | 備え |
キーワード5 | 個人の取り組み |
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