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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 「障害者雇用の現状と課題―誰もが『働く』ことに希望が持てる社会に―」 |
内容 | 障害がある人たちの職場進出は速度を増している。しかし、労働の実態、格差の実態は厳し いものが依然としてある。障害者雇用促進法に基づき、企業側は障害者を一定の割合で雇う ことを義務づけられた。現状ではどこまで達成できたのか。企業と働く側、それぞれの視点 を織り混ぜながら述べてみたい。また、就労支援施設や学校教育の役割についても目を向け たいと思う。 最近ではベンチャーでもITを駆使した障害者就労支援ビジネスなど、新しい動きも生まれている。そこでは、障害者として「雇用される」のではなく、障害者自身が障害者でしか見いだせない視点を活かして「起業する」という選択肢もあるのだと気づかされた。この論文では、身体障害者雇用促進法が1960年に制定されてからこの半世紀、障害者雇用を取り巻く状況がどう変わったか、今後どのような課題を解決するべく努力したらよいのかを考察したい。 |
講評 | 本稿は、障害者雇用の現状と課題、そして今後のあり方を展望したものであるが、障害者自身の起業による新しいビジネスモデルの可能性にも満たされたユニークな論考である。関連する法制度だけでなく、学校や職場などの現場の状況を踏まえた考察は説得力に富む。 |
キーワード1 | 障害者雇用 |
キーワード2 | 法定雇用率 |
キーワード3 | 就労支援 |
キーワード4 | ベンチャー企業の試み |
キーワード5 | 政策と意識 |
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