詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 小山 隆 |
タイトル | 福祉的観点から見た児童虐待の課題と支援 |
内容 | 高校時代から児童福祉に興味を持っていた私は、社会福祉実習において、児童自立支援施設を訪問した。児童自立支援施設で暮らす女子児童はそれぞれが生きづらさや課題を抱えており、幼少期の虐待の影響を受けている者もいた。共に生活をして、苦悩を間近で感じる内に、幼少期の虐待が児童に対して如何に影響を及ぼすかについて考えるようになり、増え続ける現代の児童虐待の問題に注目した。本卒業論文では、我が国における児童虐待の現状や、諸外国との比較、虐待が児童に及ぼす影響などに触れる。また、そのような児童虐待に対してどのような防止対策が行われているかについてまとめ、これから望まれる児童虐待からの立ち直りや回復を支援するシステムについて考えていく。_ |
講評 | 幼少期の児童虐待がその後の人生に与える影響に着目し何とか解決していきたいという問題意識の研究である。海外の支援の現状、国内の先進的試みなどを丁寧に紹介した上で、自治体による「ネウボラ」型の試み、「母ネットワーク」、「専門職による全家庭のための勉強会」を提言している。ある意味で心理的な課題ともいえる虐待問題を「社会福祉」の視点から解決策を検討していったものである。 |
キーワード1 | 虐待 |
キーワード2 | マルトリートメント |
キーワード3 | 孤立 |
キーワード4 | 支援システム |
キーワード5 | |
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