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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 虐待を受けた子供たちの未来-家族再統合の必要性ー |
内容 | 今の日本では、児童虐待というものが社会的な問題として取り 上げられており、このような社会の中で親が孤立したり、育児を する上で相談相手がおらず、ストレスを感じて子どもに手を挙げ てしまったりと、虐待が増えてきているのである。虐待が起こっ て、子どもを保護した後、最終的には、家族再統合という形が目 指されているのである。それは、本来、子どもには親がいて、家 族で生活をするという形を大事にしているからである。この論文 では、初めに、社会的養護の現状を取り上げ、専門機関が抱えて いる課題を明らかにし、家族再統合への過程を論じていく。また 、家族再統合を成功させている、アメリカとフランスを例に挙げ て、なぜ日本では目指されているが、中々進まないのかを探る。 そして、家族再統合の必要性を論じ、最後には私が考える、家族 再統合の理想的な援助のあり方を考える。 |
講評 | この論文も児童養護施設の社会福祉実習体験がきっかけとなり、児童虐待を受けた子どもの支援のあり方と特に家族再統合に着目した。海外の家族再統合の取り組みを紹介し、日本においても理想的な支援の形であるという一つの見解を示した。児童にとっての最善の利益という視点、保護者へのアプローチなどを考察していて一定の説得力を感じた。一方で里親制度などを提唱する動きもある中で、今後も検証を続けることを期待したい。 |
キーワード1 | 児童虐待 |
キーワード2 | 家族再統合 |
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