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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 高齢者の社会参加に関する現状と課題 ~社会福祉協議会の取り組みを例に必要な支援を考える~ |
内容 | 私は昨年の社会福祉協議会での実習で、高齢者が社会活動に参加することの重要性を学んだと共に、地域のつながりの希薄化による課題も感じた。そこで本稿では、高齢者の社会参加を促進するために何が必要かを明らかにする。 社会活動に参加している人は、参加していない人より健康であることや、孤立に対する不安感を解消できることなど、社会活動に参加することには様々なメリットがある。しかし、社会参加のきっかけのうち約8割が知り合いや友人など周りに誘われたことが理由であり、地域のつながりがない人は参加するきっかけが生まれにくいことがわかった。また、参加していない人はそもそも地域活動の情報が不十分である現状もみえてきた。 そこで、社会参加の促進に向けて社会福祉協議会には以下の2つの取り組みを充実させるべきであると考察した。1つは、地域で知り合いや友人をつくる場を提供することで、もう1つは広く一般に向けた情報提供である。 |
講評 | 社会福祉協議会での実習体験を通して高齢者の社会参加について関心をもち、このテーマを取り上げた。高齢者の社会参加の現状と課題を明らかにし、参加を促進する方法や事例を紹介した。社会参加を阻む理由の分析の中には特に脆弱性を抱えた高齢者やマイノリティへの視点について気になった。このテーマをさらに深めるためには特に排除されがちな住民に着目することを期待したい。 |
キーワード1 | 高齢者 |
キーワード2 | 社会参加 |
キーワード3 | 社会福祉協議会 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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