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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 社会的入院からの脱却と地域移行のあり方 精神障害のある方の「地域で暮らしたい」をかなえるために |
内容 | 精神障害者の方の中には病状が安定しても退院できない「社会的入院」という問題を抱えている方が存在している。日本は世界的に見てもこの問題が顕著な国である。なぜ日本では社会的入院は行われ、長期化してきたのか。この論文では、その時代背景や要因を探る。 また、社会的入院の解決策として精神障害者の地域移行について考え、実際に日本で行われてきた地域移行の例を考察し、海外で行われてきた支援と合わせて今後の日本の精神障害者の地域移行のあり方について考察する。 |
講評 | 自身の社会福祉士の実習で出会った当事者を通して精神障害者が地域で自立した生活を送ることについて関心をもち、その実現に向けての課題に着目した。日本での今までの社会的入院の歴史と現状、そして入院が長期化する要因を分析し、地域移行の取り組みを紹介した。また、海外の事例を取り上げ、日本で何が必要なのかについて問題提起をまとめた。締めくくりに精神障害者への偏見の問題に触れたが、社会の理解を促進する方法も課題であることを印象付けた。 |
キーワード1 | 精神障害 |
キーワード2 | 社会的入院 |
キーワード3 | 地域移行 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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