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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 学校生活においてLGBTの子どもが抱える問題についての考察 ~自身のセクシュアリティで悩まないでいられる学校生活とは~ |
内容 | LGBTは病気でもなければ障がいでもなく、自分の意志では変えることのできない「人の本質」であるにもかかわらず、LGBTであることが悩みの種となる可能性があるというのが現実である。特に、学齢期のLGBTの子どもは、いじめや不登校を経験したり、自殺を考える生徒も多い。学齢期の子どもにとって、「学校生活」は一日の大半を占めるものであるため、学校での悩みが本人にとって大きな苦痛となるのは明らかである。本論文では、「学校」においてLGBTであることが悩みの種となってしまうその要因を明らかにした上で、「学校」をLGBTの子どもが自身のセクシュアリティについて悩まないでいられる場所にするために必要な配慮、教育などについて論じている。 |
講評 | LGBTの子どもが学校で経験するいじめや悩み、苦痛の問題に着目し、教育現場で必要とされている配慮について考察した。まず当事者が抱える問題の実態を明らかにし、学校の課題と解決に向けての取り組みについて考察した。教職員向けの研修と学校で求められる生徒への対応、生徒に向けての教育、そして何よりも早期の取り組みの必要性を考察した、説得力のある論文をまとめた。 |
キーワード1 | LGBT |
キーワード2 | 学校教育 |
キーワード3 | 差別・偏見 |
キーワード4 | 多様性 |
キーワード5 | |
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