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学科 社会福祉学科
年度 2020
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 障がい者への居住福祉実践
内容  障がい者への居住福祉実践の取り組みを調べ,地域の中で障が
い者が安心して生活するために何が必要なのかを明らかにした.
その際,過去の居住福祉研究を調べつつ,障がい者と居住福祉に
関する論文と近年発足した居住支援協議会での活動を参考にした
.実際に調べる中で,養護学校卒業後の進路がないため,社会で
活躍できる場所が必要とされたことや,地域の中に通所作業所を
つくることに猛反対された歴史を知った.また支援者と当事者の
方たちによる地域の人たちに障がいについて理解してもらうため
の努力について知ることができた.政府は住まいに関わる政策を
市場原理に基づくものだけでなく,本当に困って生活している人
の視点に立ち様々な支援団体と連携する中で取り組んでいくべき
だと考える.障がい者が希望する生活を実現していくために私た
ちの中にある障がい者に対する誤解や偏見を取り除いていくこと
も,社会を変えていくために必要である.
講評 障がい者の居住支援に着目したこの論文は、障がい者の居住の問題点を明らかにし、さまざまな居住支援の実践を紹介しながら課題を考察した。この論文の動機となったのは、実習経験を通して障がい者が抱えている悩みを聞くことを通して居住支援の必要性を痛感したことと合わせて、さらにゼミのフィールドワークで訪れた在日外国人のコミュニティの歴史と生活改善運動を通して居住福祉に関心を持ったことである。丹念に資料収集を行い、力作を仕上げることができた。また、居住福祉という分野への貢献となった。
キーワード1 障がい者
キーワード2 居住福祉
キーワード3 居住支援協議会
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