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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 児童自立支援施設の非行少年に対するアプローチの考察 施設内生活の充実と社会復帰を目指すために |
内容 | 近年、非行少年は減少傾向にある。町中で荒れる非行少年はいつの間にか姿を消し、平和な社会の実現が現実となってきていると感じる。しかし、彼ら非行少年は本当に減少しているのだろうか。犯罪の種類は様々で、彼ら非行少年は犯罪をする環境を変え、警察や大人の目にはつきにくい、隠れた世界での犯罪を行っているのではないかと私は考えた。これからそう言った隠れた非行少年が表に現れるようになり、今後彼らの支援が必要になっていくだろう。彼らの支援施設は様々であるが、私は児童自立支援施設に注目した。世間では少年院と同じ印象を持たれているが、児童自立支援施設の特徴、課題とはなんだろうか。 本論文では、非行少年と児童自立支援施設それぞれの定義、機能、関係性を明らかにした上で、児童自立支援施設の課題を発見し、課題解決に向けた取り組みを考察し論ずることを目的とする。 |
講評 | 非行少年に対する福祉やケアの課題に着目し、より良いアプローチを考察した。特に日本の児童自立支援施設の現状と課題を明らかにしながら、社会復帰を目指す支援のあり方を提示した。この論文で特徴的な点として挙げられるのは、国際福祉実習で訪問したハワイで行われているハームリダクションの考え方に基づく取り組みと、京都のバザールカフェで出会った支援者の声を取り入れられたことであり、独自性のある論文となった。施設内の自立支援の充実とアフタケアのさらなる改善の必要性と、非行少年に対する社会全体の理解についても問題提起できた。 |
キーワード1 | 非行少年 |
キーワード2 | 児童自立支援施設 |
キーワード3 | 愛着障害 |
キーワード4 | ハームリダクション |
キーワード5 | アフターケア |
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