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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 日本の「寄付」に関する 考察 ー共同募金を中心にー |
内容 | 2011年、東日本大震災が起きた日本では初めて義援金を含む個人寄付が1兆円を超え「寄付元年」とされた。近年ではクラウドファンディングが存在感を増すなど、寄付市場は増加傾向にある。一方で共同募金額はここしばらく減少傾向にあり、実績額が目標額に届かない事態が続いている。なぜ共同募金額は減少しているのか。本論文では、共同募金が抱える課題を明らかにし、どうすれば募金額を増やすことができるのかを検討した。 共同募金についての先行研究はいくつか存在するものの共同募金の歴史を振り返る研究が多く、未来に向けた提言があまりなされていないのが現状である。そこで私は福祉分野だけでなく、経済学や心理学、教育学、NPO研究など他の分野の先行研究からも考察した。その結果、共同募金会が今まで以上に情報公開を積極的に行うこと、また社会の側の意識を変え、教育に力を入れることで寄付・共同募金が増えるのではないかという結論に至った。 |
講評 | 卒論では、現場実習で学んだ地域福祉活動について、特にその財源を検討しました。共同募金をはじめ、民間財源をどう確保していくかはこれからの地域福祉の大きな課題です。卒業後の仕事とも大いに関連するテーマだと思いますので、卒論での学びをこれからの仕事に活かすことを期待しています。 |
キーワード1 | 寄付 |
キーワード2 | 共同募金 |
キーワード3 | 地域福祉 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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