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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 地域における医療的ケア児を抱える保護者のQOLを向上させるために地域ができる取り組みについて |
内容 | 近年、日本の医療の発達により、かつては助か ることのなかった小さな命を救うことが可能となった。それに伴い、増加したのが日常生活を送るのに医療的ケアを必要とする「医療的ケア児」と呼ばれる子供達である。助かる命の数は増加しているが、病院を退院後の医療的ケア児とその家族の生活は保障されていない点が多い。中でも、医療的ケア児の介護を担う保護者の生活は、とても負担の大きいものであり、地域によって支えられるべき点が多くある。医療的ケア児の保護者の生活をより良いものにするために、地域ができることに焦点を当てて考えていく。本論文では、医療的ケア児とその家族の現状を明らかにし、現存する地域支援の例を取り上げ、これから先医療的ケア児とその家族の生活の質を向上させるためにすべきことを考えた。現段階で実現可能だという提案ができない点もあったが、地域の人々と機関が連携して支えていくことの必要性が明らかになった。 |
講評 | 医療的ケアが必要な子どもたちの問題は、最 近になってようやく光が当たるようになった制度のはざまといえる問題です。論文で指摘されているように、本人達の居場所や家族のケアといったことがまだまだ不十分です。こうした認識を地域に広げ、その支援を少しでも拡大していくことにこれからも関わってください。 |
キーワード1 | 医療的ケア児 |
キーワード2 | 生活の質 |
キーワード3 | 地域連携 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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