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学科 社会福祉学科
年度 2020
ゼミ名 永田 祐
タイトル 社会的孤立に寄り添うコミュニティソーシャルワーカーの機能 ~地域と協働し、孤立のない地域を目指す~
内容  近年、孤立死やごみ屋敷問題を抱える世帯の増加が注目され、「制度の狭間」や社会的孤立の問題が新たな課題として立ち現れてきている。本研究は、困り事を抱えながらも社会的つながりが弱いため支援につながることができないでいるクライエントに対して寄り添い支援を行うコミュニティソーシャルワーカーの機能を整理した上で、専門職と地域のより良い協働のあり方を検討した。
 孤立の課題を抱える人への支援は、専門職だけで行えばよいというものではなく、地域住民やその他関係機関を巻きこんだ寄り添いが必要であることから、コミュニティソーシャルワーカーはそれぞれの立場が円滑に協働できるよう働きかける、「支援のための連携の中核を担う」存在であると結論づけた。また、孤立を防ぐためには直接支援を行うワーカーが専門職としてのノウハウを蓄積するだけで無く、セーフティネットとなる制度や仕組み自体を成長させていく、と言う視点を持つことも大切であると考察する。
講評  地域で支えること、そしてそれが可能な地域を
つくること。これは地域福祉の大きなテーマです。一方、論文で考察したように、その際には、住民を資源として活用するだけでなく、どう「協働」するかが問われます。地域福祉の推進に関わる仕事の中で、この大きなテーマを考え続けてください。
キーワード1 社会的孤立
キーワード2 地域との協働
キーワード3 コミュニティソーシャルワーカー
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