| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会福祉学科 |
| 年度 | 2020 |
| ゼミ名 | 永田 祐 |
| タイトル | 自殺予防 ～ゲートキーパーの要請に伴う地域の居場所づくり～ |
| 内容 | 自殺の背景には、非常に様々な要素が潜んでおり、そのうちのどれか１つが原因となるわけではなく、複数の要因が複雑に絡み合うことで発生するとされている。急速に少子高齢化が進行する我が国は、家族や地域とのつながりが希薄化した状況にあり、当事者が悩みを抱えていてもSOSを出しづらい環境に置かれている。自殺問題を他人事として扱うのではなく、一人ひとりが意識的に社会の問題として捉えることによって、1人でも多くの人を救うことができるような予防対策の効果について検討した。 本論文では、社会学者のデュルケームが自殺の原因別に分類した自殺類型を基にして、若者・労働者・高齢者の自死における課題を明らかにした。また、自殺予防対策の事例を取り上げて今後我が国が取り組むべき互助を重んじた支援について考えるとともに、生きることの本質的な意味を考察した。 |
| 講評 | 日本の自殺者数や自殺率は、一時期よりは減少したとはいえ依然として高い水準にあります。また、中高年の男性に多いことが日本の特徴とされてきましたが、コロナ禍で女性の自殺者数が増えていることも指摘されています。論文で明らかにしたとおり、自殺予防は包括的な視点と取り組みが必要ですから、学びを活かしてその一翼を担われることを期待しています。 |
| キーワード１ | 自殺予防 |
| キーワード２ | ゲートキーパー |
| キーワード３ | 地域 |
| キーワード４ | |
| キーワード５ | |
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