詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 大学生活の適応が難しい学生の支援 -自分らしく過ごすことのできる大学生活の実現に向けて- |
内容 | 近年、大学における発達障害のある学生や診断は無いが大学生活への適応が困難である学生の在籍数は増加し続けている。2016年に施行された障害者差別解消法に明記された合理的配慮が国公立大学では義務、私立大学では努力義務とされ、大学での支援も徐々に増加し、発達障害に対する理解も広まってきたと言える。 学祭の抱えている困りごとの内訳としては、発達障害の特性である対人関係に困難さを抱えている学生が多いということが分かった。これを踏まえ、大学生活を送るうえで社会性の面での問題に注目し、大学内外での支援サポートの可能性について考えた。 そして大学生活への適応が難しい学生が困難を抱えながらも、自分らしくいることのできる環境の実現には発達障害のある学生がない学生に理解、支援してもらうという視点ではなく、すべての学生が共にお互いの違いを尊重し合い、助け合うことのできるキャンパスづくりが必要であるという結論に至った。 |
講評 | 発達障害を抱える大学生に対する支援について、大学内外でのサポートのあり方について発達障害者支援センターへのインタビュー調査を通じて具体的に明らかにすることができました。結論で述べられている共生のキャンパスはもちろん、障害のある人もない人も暮らしやすい共生社会を実現するために、障害者支援の現場で活躍されることを期待しています。 |
キーワード1 | 発達障害支援 |
キーワード2 | 合理的配慮 |
キーワード3 | 対人関係 |
キーワード4 | 共生 |
キーワード5 | 大学生 |
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