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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 高齢者の社会的孤立の現状と課題 ―高齢者見守りネットワークと高齢者サロン活動について考える― |
内容 | 近年、日本は高齢化が急速に進行している。それにともなって、世帯構成の変化や、地域社会のつながりの希薄化が進み、「社会的孤立」という問題が顕著になっている。社会的孤立に関連して、生きがいの喪失や犯罪被害、抑うつ傾向、孤立死などが問題となっており、孤立を防止するための取り組みを充実させることが急務であるといえる。 本論文では、まず、高齢者の孤立の実態と関連する問題について明らかにした。続いて、現行の社会的孤立の対策として、全国的に普及している「見守りネットワーク」「高齢者サロン」の2点に着目し、これらの役割と課題について述べていった。そして、今後、高齢者が孤立しない社会をつくっていくには、地域住民のつながりや地域力だけに頼るのではなく、行政の役割を果たすことが求められるという結論に至った。 |
講評 | 高齢者の孤立を解消するための取り組みについて、特に小地域福祉活動に着目して考察しました。しかしながら、孤立している高齢者はこうした活動にはあまり参加しない(できない)傾向があることも事実です。そこで、行政や地域、そして多様な主体が協働して孤立の問題にアプローチしていく必要がありますが、専門職としてその一翼を担っていかれることを期待しています。 |
キーワード1 | 社会的孤立 |
キーワード2 | 高齢者見守りネットワーク |
キーワード3 | 高齢者サロン |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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