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学科 | 社会学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 教会と地域社会の関わり――奈良基督教会を事例に―― |
内容 | 日本にはたった1.2パーセントしかキリスト教信者はいない。しかしキリスト教会の数は約8000である。この膨大の数の教会は一体どのような役割を現代社会の中で果たしているのか。現代社会の抱える高齢化、少子化、不景気、差別問題などの問題に対して教会はこれまで関わりを持ち、また改善しようと試みてきたが、それはどのようなことがきっかけとなり、またなにを目的として様々な取り組みを行ってきたのか。これらの取り組みを行う際、ほとんどの場合がその教会が属している地域社会に対して行われている。今回奈良東向き商店街内にある聖公会の奈良基督教会を調査地とし、礼拝の参加、教会と幼稚園主催のバザーにスタッフとしての参加、また東向き商店街と奈良基督教会の共同開催で行われているクリスマスシーズン中の『光のページェント』というイベントに参加し、そのイベントの役員、また商店街の方にインタビュー調査を行うことによりこのイベントの持つ意味、役割を見ていく。これらの調査を通して教会が地域社会に関わり、活動を行う理由を解き明かしていく。 |
講評 | 今年の卒業論文は、例年になく地域社会関連のテーマに取り組んだ人が多い年度でした。そのなかで、国内外で苦労してアンケート調査やフールドワークを行った人がいました。そのために、かなりオリジナリティが高く、学術的にも価値のある論文が幾つかありました。その一方で、3分の2がコピペで、あとはなんとか説明をつけるだけ、という論文も少しありました。アドバイスですが、①先行研究の文献がないテーマは、選ばない方がよい。②サーベイやフィールドワークは、夏休みに行えるように、7月中に事前の準備をしておくことです。③量的調査をする人は、調査実習などで、ちゃんと集計の技法を身に付けておいてください。 |
キーワード1 | 教会 |
キーワード2 | 地域 |
キーワード3 | イベント |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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