詳細
学科 社会福祉学科
年度 2020
ゼミ名 野村 裕美
タイトル 被虐待児の自己肯定感を高める必要性
内容 本論文では,児童虐待を受けている被虐待児に着目し,被虐待児と自己肯定感の関連性について考察を行ったものである.虐待を受けた子どもたちは,自分に対する自信などの自己肯定感が低いことが挙げられ,成人後も自己肯定感の低さに悩まされることがある.現在日本では,少子高齢化が進むなかで,児童虐待の相談対応件数は増加傾向にある.
 本論文では,被虐待児の保護後の自己肯定感を高める重要性や,自己肯定感の低さが引き起こすものについて明らかにする.将来の子どもたちの様々な可能性が少しでも明るくなるように,自己肯定感とは何なのか,どのようにして育つものなのか,同時に被虐待児の自己肯定感の高める方法について論じた結果、被虐待児の保護後の自己肯定感を高めるケアは彼らの将来にとても影響するものだと考察した.
講評 早くから研究計画を立て、問いを吟味することができたのは大変高く評価しています。自分の言葉で書ききることに真摯に取り組みました。当たり前のことですが、引用する部分と、自分の言葉で書きたい部分はどこなのかを悩みながら作業を進めていく姿勢が大切で、大変高く評価します。虐待を受けている子どもの自己肯定感は大切な視点です。
キーワード1 児童虐待
キーワード2 自己肯定感
キーワード3 被虐待児
キーワード4  
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