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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 野村 裕美 |
タイトル | 他のセクシュアル・マイノリティと比較して見えるパンセクシュアルの定義―パンセクシュアルの視点で見る性差別対策― |
内容 | キーワード「パンセクシュアル」「セクシュアル・マイノリティ」「人」「性差別」 〈梗概〉 本論文は,近年LGBTの認知は広まっていることに対し,他のセクシュアル・マイノリティの存在はまだ知られていないという実態に着目し,日本で特に知られていないセクシュアル・マイノリティのひとつであるパンセクシュアルについて述べていく.パンセクシュアルの相手を魅力に感じる際、相手のセクシュアルやジェンダーは無関係であるという価値観はどういうことなのかを他のセクシュアル・マイノリティと比較しながら定義していく.さらに,パンセクシュアルが抱えるカミングアウトの難しさ,同じセクシュアル・マイノリティと出会うことが困難であること,恋愛・婚姻関係に発展する際,社会的・法的なことに関して相手のセクシュアルやジェンダーに影響される点なども考察していく.現代社会では,セクシュアル・マイノリティだけでなく,女性や男性も性差別を実感している.筆者は社会が性別をカテゴライズし,主観で相手を分類する風潮が根強く残っているため,性差別が生まれると考えている.人を好意感情・恋愛感情で見る際にセクシュアルやジェンダーを除いて魅力を見つけることの大切さを考え、パンセクシュアルのように人と関わる社会を作ることで,性差別の問題を紐解く新しい視点になるのではないかと考える. 本論文は,パンセクシュアルをきっかけに様々なセクシュアル・マイノリティの存在を広め、さらに多くの人がパンセクシュアルの持つセクシュアルやジェンダーを個性としてのみ認識し,それ以外のことから相手の魅力を感じる特徴を理解し,少しでもその視点を持って社会を生きていくきっかけになることを目的としている.その結果、パンセクシュアルの視点を持つことの重要さ、セクシュアルの多様性に気付き、日本でもセクシュアルの研究を積極的に進めることが性差別の問題に向き合うことに繋がるという結論に至った。 |
講評 | 人の人生の営みの多様性について、書き出すと止まらなくなるほど、執筆意欲に満ち満ちた作業となりました。新しい領域に関する知識をよく読み、筆者らしく転換し盛り込むことができました。論文としてのストーリーラインの作りこみは、大変高く評価します。 |
キーワード1 | パンセクシュアル |
キーワード2 | セクシャル・マイノリティ |
キーワード3 | 人 |
キーワード4 | 性差別 |
キーワード5 | |
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