詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 野村 裕美 |
タイトル | 病棟保育士の普及~看護師との共働から小児患者の保育確保とストレス緩和についての研究~ |
内容 | 本論文では、「小児科病棟に長期入院している子どもの保育は確保されているのか」という問いに対し、様々なデータを用いて子どもに必要な保育とは何か、という基本的なことから,病院内で働く保育士の現状,看護師や入院生活に付き添う親の困難に関する問題について論じたものである.2007年に、日本医療保育学会が医療保育専門士の資格認定制度を開始した。しかしこの認定研修を受けるためには3つの条件が必要となり、その他様々な条件を満たさなければならないため、医療保育士専門員の資格を得るのは時間と手間がかかってしまうのが現状である。そこで本論文では,病棟内で行われている保育の現状や問題点を明らかにし、人員確保と病棟内保育の整備について考察した。その結果、日本では病棟保育士の実施が他国と比べて遅れているということ、病棟内保育の整備が不十分であり、小児患者に十分な保育を行うということ以前に様々な問題があるという結論に至った。 |
講評 | 自分の立てた問いを磨き、文献を探し、読み、引用し、自分の考えを証明するために丁寧に流れを作っていった執筆作業は、本年度のメンバーの中で群を抜いています。仕上げに、論文として整えていく作業も手を抜くことなく、取り組めました。医療の場にいる家族を支える保育士の必要性について見事に論じきることができました。書きたい意欲を成果にまとめ、論文執筆の作法をしっかりと身につけることができました。 |
キーワード1 | 保育 |
キーワード2 | 病棟内保育 |
キーワード3 | 保育体制 |
キーワード4 | 看護師 |
キーワード5 | 病棟内保育士 |
戻 る |