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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 産前産後ケアについてー産後うつ の予防ー |
内容 | 日本では、産後の女性の10人に1人の割合が産後うつ病を発症している。産後うつ病による自殺も増えており、深刻な問題となっている。産後うつ病自体は早期に発見すれば治後の女性が退院後孤立してしまうという現状がある。私は、そんな妊産婦の妊娠についての不安を取り除き、産後の身体と心の休息を取る場として産前産後ケアに注目した。先進諸国の出産環境の変化や産後ケアを比較する事で、産前産後ケアは、産後うつ病との関わりが強く、産前産後ケアには、産後うつ病を予防し、早期発見へのきっかけとなる事が分かった。先進諸国から取り入れるべきポインを挙げ、産前教室と宿泊型産後ケアという具体的な取り組みについて述べ、改めて産前産後ケアが産後うつ病を予防したり、早期発見から速やかに治療へと取り掛かる事ができる架け橋となる重要な存在である事を述べる。 |
講評 | 10人に一人で発症するといわれる産後うつ病を取り上げ,早期発見と予防策を考察している.モロッコや韓国,中国,イギリスからの産前産後からの示唆は貴重である.中国での「月子中心」という産後ケアサービスをおこなう施設やイギリスの「母子ユニット」などが興味を引き,示唆に富む. |
キーワード1 | 出産環境の変化 |
キーワード2 | 母親の孤立 |
キーワード3 | 産後のうつ病 |
キーワード4 | 産前教育 |
キーワード5 | 産後ケア |
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