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学科 社会福祉学科
年度 2020
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 母子家庭の品温と子どもの 貧困の連鎖
内容 昨今離婚件数は増加傾向にあり、母子家庭は父子家庭より圧倒的に件数が多い。その中で母子家庭の貧困問題は深刻であり、貧困の問題は母親だけでなく子どもにも影響していく。貧困によって子どもの将来までもある程度決まってしまい、同じくその子どもも貧困に陥るケースが後を絶たない。これを「貧困の連鎖」と呼ぶ。
 そして父子家庭と母子家庭を比べて顕著である点としては収入の違いであり、その理由として考えられるのが男女の就業の違いである。現在母親の就業に関しては、アルバイトやパートなどの非正規雇用が多いために、収入が低く貧困に陥りやすいと考えられている。その母親の就業について、母親の考えも踏まえて考察する。
 本論を通して母子家庭の母親、そして子どもの現状と支援について、その支援の問題点を挙げながら、現在どう言った支援が必要なのかを考察していく。
講評 母子家庭における「貧困の連鎖」を考察し,それを媒介するマイナスの自己肯定感の重要性に気づき,また,自身が学習支援教室での講師を経験していることから,学校教育への提言をしている.この提言は自分の経験を踏まえており,そのことが論旨の展開の説得力を増している.
キーワード1 母子家庭
キーワード2 正規雇用と非正規 雇用
キーワード3 子どもの貧困
キーワード4 子ども食堂
キーワード5 養育費
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