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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | 非行少年の立ち直り支援 |
内容 | 近年、少年の非行件数は統計上減少している。しかし、少年の家庭内暴力や詐欺など罪種によっては増加傾向なものも存在する。少年が非行に走る理由は様々な要因が絡み合っているが、その多くが家庭環境や家族関係に問題を抱えており、それが非行に結びついてしまっていることが明らかになった。少年院では被害者視点を取り入れた教育を開始し、それとほぼ同時に再非行少年の人員は減少し始め、それ以降現在に至るまで減少し続けている。再犯を防止すべく、少年院のみならず、学校など様々な施設、機関が連携を取りながら支援を行うが、その中で欠かせないのが非行少年の親である。非行少年とその保護者の両者が自発的に課題と向き合っていくことが、非行少年の立ち直りへの手がかりである。 |
講評 | 近年減少しているといわれる少年非行問題を扱い,立ち直り支援のあり方を検討している. 非行に至る背景の一つに「自分も被害者」という意識があるというが,そうした点への注目がユニークである.その上で,「家族単位での支援」を考察し,「少年と家族の関係の再構築」の重要性を指摘していることが注目される. |
キーワード1 | 非行少年率 |
キーワード2 | 再非行 |
キーワード3 | 被害者意識 |
キーワード4 | 家庭環境 |
キーワード5 | 保護者 |
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