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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | フードバンクの普及についてー子供の貧困問題と食品ロスにおけるフードバンクの活用法 |
内容 | 日本では年間約2,550万トンの食品廃棄物が排出されている。その中には、食品ロスが多く含まれており、日本では年間約600万トン以上の食べ物が廃棄されている。食料供給の多くを海外に依存している中、その食品ロスは、日本においても世界においても共通の課題なのである。このように食品ロスとなる食料が多くある一方、明日の食べ物にも困っている貧困世帯が広がっている。 そこで近年、食品廃棄物の発生と貧困の抑制につながる取り組みとして、フードバンクという企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動がある。フードバンク活動は問題が重大化する前に食の支援ができる効率的なシステムなのである。そこで、食品ロスと貧困世帯の支援の視点から、日本のフードバンクの現状を把握し、そこにはどのような課題があり、普及するにはどうすればよいのか調査していきたいと思う。 |
講評 | 食品ロスの抑制と貧困の抑制という2つの役割の点で注目されているフードバンク活動の現状と課題を明らかにすることを目的とした論文である.都道府県での取り組みを調べ,様々なミスマッチの解消が必要なこと,SNSなども活用した認知度の向上が必要であると結論づけている.3年生のポスター発表以来の問題意識にもとづいた論文であり,堅実な論旨の展開となっている. |
キーワード1 | 日本のフード バンクの取り 組み |
キーワード2 | 日本の食品ロス 問題 |
キーワード3 | 世界の食品ロス 問題 |
キーワード4 | 子どもの貧困 |
キーワード5 | 子ども食堂 |
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