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学科 社会学科
年度 2009
ゼミ名 鯵坂 学
タイトル 特待生制度問題とはどのような問題なのか――高校野球を中心に――
内容  本研究では特待生制度問題とはどのような問題なのかということを論じている。第1章にて特待生制度とは何なのか、特待生制度の歴史、高校スポーツにおける特待生制度について論じている。第2章にて特待生制度問題について論じている。特待生制度問題とは何なのか、特待生制度問題と学校教育とのつながり、スポーツ産業とのつながり、特待生制度を利用した学校名宣伝という観点から特待生制度問題について論じている。第3章にて、高校野球と特待生制度について論じている。高校野球における特待生制度の現状や、高校スポーツにおける高校野球の意味、特待生制度問題とはどのような問題だったのかについて論じている。この論文の結論として、特待生制度問題とは単に高校生だけの問題ではなく、周りを取り巻く大人が関係してくる商業的な要素の強い問題ではないのだろうかという結論になった。
講評 今年の卒業論文は、例年になく地域社会関連のテーマに取り組んだ人が多い年度でした。そのなかで、国内外で苦労してアンケート調査やフールドワークを行った人がいました。そのために、かなりオリジナリティが高く、学術的にも価値のある論文が幾つかありました。その一方で、3分の2がコピペで、あとはなんとか説明をつけるだけ、という論文も少しありました。アドバイスですが、①先行研究の文献がないテーマは、選ばない方がよい。②サーベイやフィールドワークは、夏休みに行えるように、7月中に事前の準備をしておくことです。③量的調査をする人は、調査実習などで、ちゃんと集計の技法を身に付けておいてください。
キーワード1 特待生制度
キーワード2 高校スポーツ
キーワード3 高校野球
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