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学科 | 社会学科 |
年度 | 2009 |
ゼミ名 | 鯵坂 学 |
タイトル | 地方に存在するプロスポーツクラブの成功とジレンマ――徳島ヴォルティスの事例から―― |
内容 | 近年、様々なスポーツ競技においてプロ化の動きが進んでいる。Jリーグクラブが存在する都道府県の数は2009年12月現在で27にも上り、その他のプロスポーツ競技やリーグにも着目すると今やプロスポーツクラブが存在しない都道府県はほとんどないと言っても過言ではない。また、このような相次ぐプロスポーツクラブの誕生はこの5年間の間に顕著に表れ、特にこれまでプロスポーツクラブとは無縁であった地方都市において数多く当てはまる現象であるとも言える。しかし、プロスポーツクラブが地方都市の中でホームタウンの人々や企業、行政と結びつきながら運営されていく事は決して容易ではなく多くの課題を抱えている。このような現状がある中で、プロスポーツクラブが成功を目指し、また、その過程や結果によって生じるジレンマについて着目したのが今回の論文である。私の故郷でもある徳島県に四国初のプロスポーツクラブとして誕生した「徳島ヴォルティス」の事例を中心に考察していく。 |
講評 | 今年の卒業論文は、例年になく地域社会関連のテーマに取り組んだ人が多い年度でした。そのなかで、国内外で苦労してアンケート調査やフールドワークを行った人がいました。そのために、かなりオリジナリティが高く、学術的にも価値のある論文が幾つかありました。その一方で、3分の2がコピペで、あとはなんとか説明をつけるだけ、という論文も少しありました。アドバイスですが、①先行研究の文献がないテーマは、選ばない方がよい。②サーベイやフィールドワークは、夏休みに行えるように、7月中に事前の準備をしておくことです。③量的調査をする人は、調査実習などで、ちゃんと集計の技法を身に付けておいてください。 |
キーワード1 | 徳島ヴォルティス |
キーワード2 | プロスポーツクラブ |
キーワード3 | 地方 |
キーワード4 | ホームタウン |
キーワード5 | ジレンマ |
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