詳細 | |
---|---|
学科 | メディア学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 映画と現実を繋ぐMARVEL |
内容 | 「マーベル・コミック」を原作としたスーパーヒーローの実写映画化作品であるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、世界歴代1位の興行収入を記録するほどの人気作品である。これらの作品の中では実際に世界で起こっている問題や、過去にあった出来事を風刺するような設定が多く見られる。例えば、近年トランプ政権がメキシコとの国境に壁を作るなどと人種差別めいた発言を繰り返す中で、監督、主人公をはじめ、キャスト、スタッフともにアフリカ系の黒人を集めて多様性を描写した2018年公開の「ブラックパンサー」は熱狂的ブームを起こした。また、2019年に公開した「キャプテン・マーベル」では性差別に対抗するかのような力強い女性主人公を描き、「キャプテン・アメリカ」シリーズでは戦争に関連した安全保障問題が物語に組み込まれていることが言及されている。この論文では作品に描かれた人種やジェンダーなどの社会問題を研究し、マーベル映画と現実の結びつきについて分析する。 |
講評 | 2020年度の竹内長武ゼミは、20名の大所帯でにぎやかでした。新型コロナ騒動で対面ではなく、ZOOMによる指導となりましたが、みなさん卒論には熱心で、締め切り期日の前に書き上げた人が多数いました。例年にないことです。テーマは多様で、アニメもあればマンガもある。小説やテレビの野球中継も。さらにSF映画やSNS上のキャラクターなど、実にさまざまな素材を対象に選びました。その対象を自らの関心に結びつけて研究、稔りの多い卒論が書けたのではないかと思います。研究は地道な作業です。作品の細かな分析や、状況の把握などに時間を費やし、そうした努力の上に成り立った各自の卒論は、高く評価できるものです。 |
キーワード1 | マーベル |
キーワード2 | MCU |
キーワード3 | ヒーロー |
キーワード4 | 映画 |
キーワード5 | 社会問題 |
戻 る |