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学科 | メディア学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | 「Mulan」と「Hua Mulan」に反映された文化的価値観の比較研究 |
内容 | 近年、アメリカ映画には大量の中国要素がある。中には中国風の要素を取り入れた人もいるし、中国人の俳優にヒーローを演じるように頼んだ人もいる。アメリカのアニメ映画「Mulan」と中国の実写版映画「Hua Mulan」、どちらの映画でも、父の代わりにムーランが戦場に出ていくという同じ物話に基づいて作成されたものである。本研究は、グリートホフステードの文化的次元理論を使用し、権力の格差、個人主義/集団主義、男性らしさ/女性らしさへの対比分析を通し、「Mulan」と「Hua Mulan」に反映された中米両国文化観を研究する。よく知られているように、映画のテーマや文化は、主にセリフやストーリーを通じて伝えられる。そこで本稿では、「Mulan」でムーシュー(木鬚)とファ・ムーラン(花木蘭)の対話と行動を収集し、「Hua Mulan」でファ・ムーランとヴェンタイ(孝文帝)の対話を収集し、それらの対話と行為を組み合わせ、文化的価値観を詳細に分析した。 |
講評 | 2020年度の竹内長武ゼミは、20名の大所帯でにぎやかでした。新型コロナ騒動で対面ではなく、ZOOMによる指導となりましたが、みなさん卒論には熱心で、締め切り期日の前に書き上げた人が多数いました。例年にないことです。テーマは多様で、アニメもあればマンガもある。小説やテレビの野球中継も。さらにSF映画やSNS上のキャラクターなど、実にさまざまな素材を対象に選びました。その対象を自らの関心に結びつけて研究、稔りの多い卒論が書けたのではないかと思います。研究は地道な作業です。作品の細かな分析や、状況の把握などに時間を費やし、そうした努力の上に成り立った各自の卒論は、高く評価できるものです。 |
キーワード1 | 中米両国価値観 |
キーワード2 | グリートホフステードの文化的次元理論 |
キーワード3 | 権力の格差 |
キーワード4 | 個人主義/集団主義 |
キーワード5 | 男性らしさ/女性らしさ |
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