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学科 | メディア学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | ブランド化するアニメーション制作会社 |
内容 | TVアニメーションは日本の文化として親しまれているが、作品に比べTVアニメーション制作会社の認知度は著しく低い。しかし、近年作品に負けず認知度の高い制作会社が登場している。本稿は認知度の高いTVアニメーション制作会社に着目し、分析を通してその認知度の要因を明らかにするものである。認知度の調査にはTwitterのフォロワー数を用いた。調査の結果、認知度の高い制作会社が5社判明し、作品分析を中心に各制作会社の分析を行った。そして認知度の高い制作会社に共通する、認知度の要因となる4つの特性が発見された。①作品に共通する視覚的特徴の存在②オリジナル要素の存在③独自に作品制作及び連携が可能な制作環境④直営ショップの存在である。本稿はこの特性をブランディングの観点から分析し、アニメーション制作会社のブランディングの可能性と必要性について考察する。 |
講評 | 2020年度の竹内長武ゼミは、20名の大所帯でにぎやかでした。新型コロナ騒動で対面ではなく、ZOOMによる指導となりましたが、みなさん卒論には熱心で、締め切り期日の前に書き上げた人が多数いました。例年にないことです。テーマは多様で、アニメもあればマンガもある。小説やテレビの野球中継も。さらにSF映画やSNS上のキャラクターなど、実にさまざまな素材を対象に選びました。その対象を自らの関心に結びつけて研究、稔りの多い卒論が書けたのではないかと思います。研究は地道な作業です。作品の細かな分析や、状況の把握などに時間を費やし、そうした努力の上に成り立った各自の卒論は、高く評価できるものです。 |
キーワード1 | アニメーション制作会社 |
キーワード2 | 認知度 |
キーワード3 | 作品分析 |
キーワード4 | アニメーションの消費傾向 |
キーワード5 | ブランディング |
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