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学科 | メディア学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | メディアが描く女性像 |
内容 | この論文は、第三章まででまとめられている。第一章では、女性に対する社会問題の変遷について観察してきた。昭和から平成、令和と時代によって女性の社会的地位は変化してきたので、その変化をたどり、女性の働き方や法律、経済といった仕組みという面から考察を行った。そして第二章では、現代女性のライフスタイルに着目し、その中でも仕事と恋愛に焦点を当てた。実際に起こった事件である「東電OL殺人事件」を題材にして、メディアがその報道の際に女性の仕事のありさまを性的搾取していたことや、恋愛においてファッション誌が「モテ」を強調しすぎていることを問題視し、その見解を述べた。最後の第三章では、そのようにしてメディアが女性を描くことにおける問題点を考察した。メディアが、女性が女性らしくあることをプッシュすればするほど、女性の中で性別役割は維持されるだけでなく再生産される可能性があることを述べた。 |
講評 | 2020年度の竹内長武ゼミは、20名の大所帯でにぎやかでした。新型コロナ騒動で対面ではなく、ZOOMによる指導となりましたが、みなさん卒論には熱心で、締め切り期日の前に書き上げた人が多数いました。例年にないことです。テーマは多様で、アニメもあればマンガもある。小説やテレビの野球中継も。さらにSF映画やSNS上のキャラクターなど、実にさまざまな素材を対象に選びました。その対象を自らの関心に結びつけて研究、稔りの多い卒論が書けたのではないかと思います。研究は地道な作業です。作品の細かな分析や、状況の把握などに時間を費やし、そうした努力の上に成り立った各自の卒論は、高く評価できるものです。 |
キーワード1 | 女性の社会的地位 |
キーワード2 | メディア |
キーワード3 | 女らしさ |
キーワード4 | 自己肯定感 |
キーワード5 | 性別役割 |
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