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学科 | メディア学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 竹内 長武 |
タイトル | ソーシャルメディアが引き起こす「バズる」の考察 コロナ禍中の今 |
内容 | 私たちの生活はもはや情報に依存している。本論文は情報社会化が著しい昨今において身近な社会現象となった「バズり現象」に着目し、その現象究明と共に生活を新たに一変させた「コロナ」との関係性を考察する。第1章ではSNS誕生前と比較し、「バズり現象」の変遷を辿る。第2章ではTwitterに焦点を当て、「バズる」コンテンツの特徴を外出自粛期間に収集した約500のサンプリングから分析。続く第3章ではユーザーリアクションへの理解を深め、「バズる」経過の可視化を進める。第4章では「バズり現象」の一事例を取り上げ、同現象を経験した本人インタビューやチャンネルアナリティクスのグラフ数値を元に「バズる」を追う。第5章では「バズる」と表裏一体である「炎上」現象の究明から、正負の感情により誘発される共感の連鎖について論ずる。日々ネット上で生み出される局地的・爆発的なコミュニケーションにより引き起こる「バズり現象」を多角的に紐解く。 |
講評 | 2020年度の竹内長武ゼミは、20名の大所帯でにぎやかでした。新型コロナ騒動で対面ではなく、ZOOMによる指導となりましたが、みなさん卒論には熱心で、締め切り期日の前に書き上げた人が多数いました。例年にないことです。テーマは多様で、アニメもあればマンガもある。小説やテレビの野球中継も。さらにSF映画やSNS上のキャラクターなど、実にさまざまな素材を対象に選びました。その対象を自らの関心に結びつけて研究、稔りの多い卒論が書けたのではないかと思います。研究は地道な作業です。作品の細かな分析や、状況の把握などに時間を費やし、そうした努力の上に成り立った各自の卒論は、高く評価できるものです。 |
キーワード1 | バズる |
キーワード2 | コミュニケーション |
キーワード3 | 広場 |
キーワード4 | 共感の連鎖 |
キーワード5 | 炎上 |
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