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学科 | メディア学科 |
年度 | 2020 |
ゼミ名 | 池田 謙一 |
タイトル | なぜ4文字略称ドラマが反響を呼ぶのか |
内容 | 私は「なぜ4文字略称ドラマが反響を呼ぶのか」を研究テーマにインターネットの調査結果、ネット記事やSNSデータの読み取り、フィールドワークをもとにそれぞれの関係を分析し、考察した。4文字略称ドラマの研究対象として、感染症流行前にあたる2019年1月クール「初めて恋をした日に読む話」、同年4月クール「わたし、定時で帰ります。」、感染症流行中、また流行後にあたる2020年1月クール「恋はつづくよどこまでも」、同年7月クール「私の家政婦夫ナギサさん」の4作品をあげて論じている。また本研究のテーマにおいて3つの仮設を立て、1つ目は「視聴者のSNS利用による使い道、またコミュニティの多様化」として仮説は支持されなかった。2つ目は「配信コンテンツの認識、利用の活発化」としてこれも仮説は支持されず、3つ目は「視聴者が求めたストーリー、そして時代背景との合致」について仮説は支持された。それぞれの仮説において生まれた改善の余地についても述べている。 |
講評 | インターネット調査、ネット記事の点検、フィールドワークを組み合わせたマルチメソッドな手法が多角的な視点から研究を可能にしている。複数の作品を検討対象にしているのも、比較によって全体像が分かる点で適切である。仮説はいくつか支持できる検証できなかったが、支持・不支持の理由に関する考察と改善策の記述が明瞭になされている。 欲を言えば、3章の「考察」は「分析」としてデータ分析を中心にし、4章の「結論」は「考察と結論」と題して、前の章の考察をこちらに持ち込み、段落を分けて書くことでさらにわかりやすく読めると考えられる。 |
キーワード1 | 4文字略称ドラマ |
キーワード2 | 感染症とメディア |
キーワード3 | 火10ドラマ |
キーワード4 | テレビ離れと配信コンテンツ |
キーワード5 | 公式アカウント |
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