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学科 産業関係学科
年度 2020
ゼミ名 阿形 健司
タイトル 日本企業におけるSNSを活用した効果的なマーケティング活動について
内容 先行研究より、SNSがマーケティング活動を実施する上で重要となってきていることが解明される一方で、効果的なSNSマーケティングを実施する上で必要なことに関しては、明らかにされていない。したがって、本論文では、SNSを利用したマーケティング活動とはどのようなものかを研究し、事例や企業へのヒアリングデータをもとに、効果的なSNSマーケティングを企業目線でまとめ、明らかにする。企業へのヒアリングは、4社へメールと電話調査を行った。考察の結果、効果的なSNSマーケティングに必要なことは、「目標や目的を定める」・「自社のターゲットを明確化する」・「運用計画と運用方針を策定する」・「各SNSの特徴を理解し、目的別にSNSを使い分ける」・「効果検証を実施し、PDCAサイクルを回す」という5点であることが分かった。その中でも、「効果検証を実施し、PDCAサイクルを回す」ことが、SNSマーケティングで効果を上げるために、最も重要であるということが分かった。SNSは変化が激しいサービスであるため、常に施策の効果検証を実施し、PDCAサイクルを回すことが、SNSマーケティングにおいて、最も重要視される要因であると、筆者は考える。
講評 今年度は19名の「卒業論文」登録者がありました。全員が曲がりなりにも卒論を提出できたことを嬉しく思います。よそから調達したのではなく、各自の経験や思考から導き出した問題関心に基づいて情報を集め、整理し、それらに基づいて論理的に自らの主張を展開できたとすれば喜ばしいことです。
とはいえ、個別の卒論を精査すると、卒業研究に費やした時間と労力に応じた出来映えであったことは否めません。誇るべきところは誇り、反省すべきところは反省していただくとよいでしょう。卒論の提出をもって十数年にわたる学校教育を修了することになりますが、社会に出てからも学び続けることが重要です。皆さんにとって、このたびの卒論がその出発点となることを期待して講評の言葉といたします。
キーワード1 SNS
キーワード2 SNSマーケティング
キーワード3 マーケティング手法
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