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学科 産業関係学科
年度 2020
ゼミ名 阿形 健司
タイトル 日本人にとっての労働とは
内容 日本人は働きすぎだ、日本人は仕事に対して真面目すぎる。他の先進国から指摘されることはもちろん、日本人自身もそのように自認している。真面目で働き者な日本人の誕生、日本人の労働を尊ぶ精神の形成、この二つが生じたことには近代化以前より存在していた労働に対する価値観が密接に関係していた。しかしやがて日本人の労働に対する価値観も時代とともに変化を遂げ始める。この労働に対する価値観の変化には、個々人を取り巻く環境や、個々人の考え方が影響を与えている。多様な働き方が存在する今日であるからこそ、労働に対する価値観も多様化したのである。
講評 今年度は19名の「卒業論文」登録者がありました。全員が曲がりなりにも卒論を提出できたことを嬉しく思います。よそから調達したのではなく、各自の経験や思考から導き出した問題関心に基づいて情報を集め、整理し、それらに基づいて論理的に自らの主張を展開できたとすれば喜ばしいことです。
とはいえ、個別の卒論を精査すると、卒業研究に費やした時間と労力に応じた出来映えであったことは否めません。誇るべきところは誇り、反省すべきところは反省していただくとよいでしょう。卒論の提出をもって十数年にわたる学校教育を修了することになりますが、社会に出てからも学び続けることが重要です。皆さんにとって、このたびの卒論がその出発点となることを期待して講評の言葉といたします。
キーワード1 労働
キーワード2 価値観
キーワード3 余暇
キーワード4 変化
キーワード5  
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