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学科 社会福祉学科
年度 2009
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 地域におけるNPOの役割――NPO法人に焦点を当てて――
内容 1998年の特定非営利活動促進法,2000年社会福祉法の成立により政策的に地域福祉を推進する流れが本格化する.そして地域福祉推進に欠かせない担い手となるのが地域住民である.今の時代福祉問題の解決は行政からの支援を受ける形のものでは間に合わず,地域によって問題は多様化している.今まで個人に帰結していた問題も社会形態の変化に伴う家族形態の変容により家族のみでは解決が困難な時代になりつつある.そのような現代にこそ,地域住民自らが地域における問題を意識すると共に,地域においてその解決の担い手となることが求められる.そして筆者はその役割の一つに特定非営利活動法人が実施するNPO活動があげられるのではないかと考える.そこで本研究ではNPOの中でも最狭義のNPOである特定非営利活動法人に焦点を当て,その役割についての研究を行う.
講評  本論文は、筆者のボランティア活動で体験したNPO法人活動(親と子どもへの支援)の実践を、地域福祉推進としての地域資源になりうるかという問題意識のもと、NPO法人としての役割について言及したものである。 当初は指導者や親へのヒアリングも予定していたが、計画の準備に手間取り実現できなかったことは残念であった。しかし、今日、地域福祉推進の重要な主体であるNPO法人(特定非営利活動法人法)について、実践に基づき研究を深めたことは高く評価できる。今後、大学院での研究に期待する。
キーワード1 NPO
キーワード2 地域福祉推進
キーワード3 三つの役割
キーワード4  
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