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学科 社会福祉学科
年度 2009
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 福祉人材の確保――学生と企業に焦点を当てる――
内容 少子高齢化の進行などの下で生産年齢人口が減少し、労働力人口の減少が見込まれる一方で、現在福祉・介護サービス分野においては常態的に求人募集が行われ、一部地域や事業所では人手不足が生じている。これは筆者がアルバイトなどの実体験を通しても実感していることである。「低い介護報酬→介護労働者の賃金引き下げや凍結→介護労働者の退職および未確保による介護労働者の不足」という悪循環が存在するように、介護人材の確保が困難なのは間違いない。しかし、人材の確保は、介護・福祉サービスを成立させる上でもっとも大事な要素であり、介護事業は人集め業といっても過言ではないという。
ではどうすれば介護・福祉の現場と人材結び付けることができるのか、どのような意思のすれ違いがあるのだろうか。今回の論文では主に筆者と同じ立場である学生に焦点を当て、アンケートやインタビューを交え、福祉施設の現状や福祉政策にも触れつつ考察していきたい。
講評  本論文は、筆者のアルバイト経験から、なぜ、福祉人事への希望が少ないのか、企業側と学生側の両者の実態を探り、確保への示唆をしようとしたものである。本学の福祉学科および他学部学生へのアンケートやインタビューをもとに、分析した。積極的な取り組みには敬意を払うが、着手の遅さが最後まで苦しんだ。しかし、1年間の海外留学を終え良くがんばったと評価する。カイシャでもがんばれる力は十分。
キーワード1 福祉人材
キーワード2 企業
キーワード3 学生
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